松本晴が台湾で過ごした“特別な1日” 控えた誕生日の主張…25歳のお祝いは?

松本晴【写真:栗木一考】
松本晴【写真:栗木一考】

台湾野球名物の“爆音応援”は「楽しかった」

 異国でのバースデーは特別なものとなった。2月24日に25歳の誕生日を迎えた松本晴投手は、25日に台北ドームで行われた台湾・中信兄弟戦に2番手として登板。味方の失策が絡んで2点を失ったものの、3イニングで3つの三振を奪うなど、及第点以上の投球を披露した。

「ボールの強さや出力が宮崎(キャンプ)よりも良くなっていたので。ストレートをしっかりとバランスよく投げられたのは良かったです」。台湾野球ならではの“爆音応援”も「楽しかったです」と、異国の雰囲気を味わう余裕もあった。

 チームが宮崎から台湾に入ったのが25歳の誕生日を迎えた24日だった。現地に到着後、開かれた食事会。そしてホテルに戻って食べたケーキ――。左腕が特別な一日を振り返った。

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誕生日前夜、後輩との食事でも「ノンアピール」
開幕投手・上沢と満喫した「台湾の夜」
25歳が異国で誓った「開幕ローテ」への具体的な行動

「台湾に来て中華料理を食べに行きました。野手とピッチャー合わせて10人くらいですね。僕の誕生日を祝う会ではなかったです(笑)」

上沢と夜市に出かけ“牛肉麺”も堪能

 チームメートに囲まれながらも、特別な演出はなかったという松本晴。「ご飯を食べた後は普通に宿舎に戻って。ホテルにあったパイナップルケーキを食べました」。台湾名物に舌鼓を打ちながら、翌日の登板に備えたという。

 誕生日前日の23日は宮崎で後輩を連れて食事に出かけた。「岡田(皓一朗)と田上(奏大)と僕の3人で焼肉を食べましたね」。そこでも自ら“主張”することはなかったそうで、「『俺、明日誕生日やで』みたいなことは全然言わなかったですよ」と笑いながら振り返った。

 台湾では上沢直之投手と夜市に出かけ、名物の「牛肉麺」を堪能。登板当日の25日朝は大好物のタコスを食べたといい、「しっかり楽しみました」と異国を満喫した様子だった。

 なかなか経験することができない異国での“記念日”を過ごした25歳が見据えるのは、開幕ローテ入りだ。「本当に自分のやるべきことにしっかり集中して、アピールできればいいなと思います」。台湾で立てた誓いを現実のものとし、充実の1年にしてみせる。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)