佐倉侠史朗の豪快弾の“舞台裏” 試合開始2時間前…栗原陵矢が渡した「プレゼント」

豪快な本塁打を放った佐倉侠史朗【写真:竹村岳】
豪快な本塁打を放った佐倉侠史朗【写真:竹村岳】

明石コーチとともにお願い「いただけませんか?」

 手に吸い付くようなバットの感触とともに、完璧に捉えた打球は防球ネットすら超えていこうかという勢いで右翼に飛んでいった。2月28日に行われた社会人・日本製紙石巻との練習試合(生目第二)。B組の「7番・一塁」で先発した佐倉侠史朗内野手が豪快な一発を放ち、その存在をアピールした。

 試合開始の2時間ほど前、佐倉は明石健志R&Dグループスキルコーチ(打撃)とともに、ある人物の元を訪れていた。「バットをいただけませんか?」。佐倉の願いを快諾し、自らのバットをプレゼントしたのが栗原陵矢内野手だった。譲り受けた“相棒”から放たれた豪快アーチ――。3年目の20歳に一連の経緯と、行動に至った思いを聞いた。

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(長濱幸治 / Kouji Nagahama)