甲斐拓也に直接電話「何かを変えたい」 失った2桁背番号…牧原巧汰に滲んだ覚悟

  • 記者:森大樹
    2025.12.18
  • 1軍
牧原巧汰【写真:長濱幸治】
牧原巧汰【写真:長濱幸治】

戦力外直後に「何かを変えなきゃいけない」

「何かを変えたい」。強い意思が表れた行動だった。「来年もダメだったらホークスを辞めなきゃいけないし、野球ができなくなる。誰よりもやらなきゃいけない」。覚悟を口にしたのは、来季から育成選手として再出発する牧原巧汰捕手だ。

 シーズン終了後、自らの厳しい立ち位置を理解していた。「周りの球団でもクビの報道が出て、『これは自分だろうな』って」。2020年ドラフト3位で入団して5年、1軍での試合出場はなかった。今オフ、球団から戦力構想外通告を受け、育成契約を打診された。

 12月に入ると、牧原巧の姿は連日みずほPayPayドームにあった。「ほぼ毎日です。結果を出せなかったら終わりなので」。そして、戦力外が通知された後、覚悟を持って一歩踏み出した行動を明かした。憧れの先輩・甲斐拓也捕手(巨人)にかけた1本の電話だった――。

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この先で分かる3つのこと

・斉藤監督が牧原に伝えた「胸に響いたある言葉」
・甲斐との自主トレで牧原が変える「捕手の常識」
・牧原巧汰の胸に秘めた「本当の目標」

思い立った「野球はできなくなる」

(森大樹 / Daiki Mori)