悔しかった「ナイスピッチ」 木村光が誓う逆襲…上沢直之への思い見えた“ベースカバー”

  • 記者:長濱幸治
    2025.10.18
  • 1軍
上沢直之に出迎えられる木村光【写真:加治屋友輝】
上沢直之に出迎えられる木村光【写真:加治屋友輝】

7回2死満塁でバトンを受けるも…「一番ダメ」

 渾身の一球は無情にもはじき返された。試合を決定づける6点目を失っても、右腕はうつむかなかった。記録には残らないプレーに透けて見えた思い。「打たれたからといって当たり前のプレーをおろそかにしたら、チームに迷惑がかかるので」。そう口にしたのは木村光投手だった。

 17日に行われた日本ハムとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦。0-3で迎えた7回2死満塁の場面で先発の上沢直之投手が降板。バトンを受けた木村光だったが、郡司に直球を捉えられた打球は周東佑京内野手のダイビングも及ばず中堅左を破った。

 走者一掃となる3点二塁打で試合の大勢は決したが、注目すべきはその後のプレーだった。清宮への5球目は自打球となり、一塁側に点々と転がったが、右腕は全力疾走で一塁カバーに入った。当たり前のプレーではあるが、その機敏な動きに木村光の決意が浮かんだ。

 CS初登板となったマウンドに強い覚悟を持って上がった。「上沢さんが出したランナーを絶対に返さない、自分がカバーしたいっていう気持ちは正直めちゃくちゃありました」。尊敬の念を抱く先輩への思い。そしてマウンドを降りた際にかけられた言葉があった。「ナイスピッチ」――。

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この先で分かる3つのこと

木村光が語る、上沢直之への「思い」
上沢直之が明かす、木村光の「可能性」
木村光が誓う、次なる登板への「決意」
上沢直之の後を受けマウンドに上がる木村光【写真:加治屋友輝】
上沢直之の後を受けマウンドに上がる木村光【写真:加治屋友輝】

上沢が語った木村光の可能性「球界を代表する…」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)