周東佑京を狂わせた“恐怖の残像” 「どうしても頭が」…不振の裏で抱えていた苦悩

オリックス戦に出場した周東佑京【写真:小林靖】
オリックス戦に出場した周東佑京【写真:小林靖】

球宴挟んで4戦連続マルチ…連続試合安打は「9」に

 前半戦から後半戦に舞台が移っても、スイングの鋭さは変わらなかった。オールスター明け初戦となった26日のオリックス戦(みずほPayPayドーム)。1番・中堅で先発した周東佑京内野手は3安打を重ね、チームの勝利に貢献した。19日の西武戦から4試合連続のマルチ安打をマーク。連続安打は9試合に伸び、一時2割8分台まで落ちた打率も.307まで再浮上した。

 右腓骨の骨折で1か月ほど戦列を離れたが、ここまで打率はリーグ3位、26盗塁はトップの数字だ。一見、安定した成績を残し続けているかに思えるが、本人は静かに首を横に振る。「頭では分かっているんですけど、どうしても体が早めに反応してしまっていた」。なかなか消すことができなかった“恐怖の残像”――。選手会長は人知れず、苦しんでいた。

打撃コーチも感じていた異変「ほど遠い状態」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)