何気ないプレーも…近藤健介に見えた復活への“光” 「大きいかな」こぼした喜びと安堵

ベンチ前で迎えられる近藤健介【写真:小林靖】
ベンチ前で迎えられる近藤健介【写真:小林靖】

武内から奪った4点目…それ以上の価値があった走塁

 ギリギリのタイミングにもかかわらず、迷いなく三塁ベースを回った。バックホームよりも一足早く本塁に滑り込んだ近藤健介外野手の姿に、大西崇之外野守備走塁兼作戦コーチは笑顔で拍手を送った。チームにとって大きな追加点を挙げたワンシーンは、今後への確かな光が差し込んだ瞬間でもあった。

 7-3で快勝した20日の西武戦(ベルーナドーム)、3点リードで迎えた3回2死二塁の場面だった。直前に適時二塁打を放った近藤は、山川の左前打で生還。この得点で、難敵の武内から4点目を挙げ、試合の主導権をがっちりと掴んだ。

 本来の近藤の走力であれば、三塁を回ったことに何の不思議もないケースだったが、足の不安を抱えながら出場を続けている現状がある。スタメンに復帰した8日以降、際どいタイミングで本塁へ突入したのは今回が初めてだった。1点以上の価値があったことは、近藤本人の表情を見れば明らかだった。

ホームインする近藤健介【写真:小林靖】
ホームインする近藤健介【写真:小林靖】

左かかと、右脚違和感…今も抱える不安

コーチが語った見通し「勝負どころでは回します」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)