野村勇の観察眼が呼び込んだ“幸運” 65分間中断も…的中した「構えてくるやろうな」

  • 記者:長濱幸治
    2025.07.19
  • 1軍
ロッテ戦に出場した野村勇【写真:古川剛伊】
ロッテ戦に出場した野村勇【写真:古川剛伊】

17日のロッテ戦は降雨コールドで引き分け

 背番号99の周到な準備と集中力から生まれたプレーが、“幸運”を呼び込んだ。「いつ中断するか、コールドゲームになるか分からない状況だったので……」。断続的に降りしきる雨の中、好守を披露したのが野村勇内野手だった。

 17日に北九州で行われたロッテ戦。雷を伴う強い雨の影響で、3回を終えた時点から65分間の中断を余儀なくされた。グラウンドに乾いた土が撒かれ、整備が終わった直後の4回。2番手でマウンドに上がったばかりの大山凌投手に対し、先頭の友杉が三遊間への強い打球を放った。

 三塁を守っていた野村は、先ほどまでぬかるんでいたグラウンドとは思えないほどの足さばきを見せ、打球に飛びついた。しっかりとボールをつかむと、素早く起き上がって一塁に送球してアウトをもぎ取った。1時間を超える中断明けというタイミングで飛び出したビッグプレー。完璧に当たっていた“予感”とは――。野村勇が解説した。

本多コーチも称賛「時間が空いた後のプレー大事」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)