脇腹の違和感でベンチ外の栗原陵矢 気になる今後…試合後に本人とコーチが語ったことは?

試合前練習で汗を流した栗原陵矢【写真:竹村岳】
試合前練習で汗を流した栗原陵矢【写真:竹村岳】

小久保監督は不安顔「無理はさせないと思っています」

 ソフトバンクの栗原陵矢内野手が2日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)でベンチを外れた。試合後に取材対応した小久保裕紀監督は「脇腹です」と言及。「明日、病院にいってどうなるか。無理はさせないと思っています」と説明した。

 今季はここまで53試合に出場して、打率.214、5本塁打、19打点。6月29日のロッテ戦では5号ソロを放つなど、少しずつ復調気配を示していた。試合後、本人と首脳陣が語った言葉とは――。試合前練習での様子とともに、この日を振り返る。

 1日に東京ドームで同カードを戦ったチームは、翌2日に福岡へ戻って「移動ゲーム」に臨んだ。3週間ぶりの本拠地での一戦。栗原は普段と変わらぬ様子でグラウンドに姿を見せると、いつものようにバント練習から取り組んだ。フリー打撃を終え、三塁でノックを受けるなど通常メニューを消化しているようだった。

 奈良原浩ヘッドコーチは「練習中に脇腹をやったみたい」と明かしたうえで、「明日の検査次第になるとは思いますけど、無理はさせられないですよね。変に『ブチッ』となったら(治るまでに)2か月ですから」と心配顔を浮かべた。

 試合後、球場を後にした栗原本人は「わからないです。あしたになってみないと」と話すにとどめた。チームは首位日本ハムに連勝して1ゲーム差まで迫るなど、上昇気流に乗っているだけに、主力のアクシデントは大きな気がかりだ。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)