決勝打から2日後の悪夢「僕のせいで…」 プロ人生のどん底、石塚綜一郎に寄り添った人物は

  • 記者:森大樹
    2025.06.29
  • 1軍
石塚綜一郎【写真:古川剛伊】
石塚綜一郎【写真:古川剛伊】

石塚が22日の阪神戦、左翼の守備で失策

「僕のせいで負けるかもしれない」。ヒーローとなったわずか2日後、若鷹が悪夢の底にいた。色濃く突きつけられた自らの課題。石塚綜一郎捕手にとって、22日の阪神戦(甲子園)は、プロ人生で忘れられない一戦となった。

 1軍再昇格を果たしたのが17日。20日の阪神戦、延長10回に代打で決勝打を放つと、22日にはスタメンを任された。「6番・左翼」で出場したが、思わぬ形で野球の怖さを知ることになる。

 2点リードの4回2死一塁、佐藤輝明内野手の打球は左翼線へ。石塚が処理しようとしたが、不規則なバウンドにタイミングを合わせられず後逸。一走が生還する痛恨の失策となった。持ち味の打撃面でも、6回に併殺打に倒れるなど3打数無安打で途中交代。何もアピールできないまま、ベンチへ退くことになった。

「後悔しかない試合でした」。自らのプレーに対して肩を落とす24歳に、そっと声をかけた人物がいたーー。

チャンスをつかむために「同じミスをしない」

首脳陣から与えられた課題…石塚に見える変化

(森大樹 / Daiki Mori)