上茶谷「僕、目つき悪いんで」、福岡で経験したまさかの出来事
昨オフのドラフトで育成を含めて19人の選手がホークスに加わり、現役ドラフトでは上茶谷大河投手がDeNAから移籍。さらには米国から日本球界へ復帰した上沢直之投手など多くの選手がチームに入団しました。シーズンが始まってからも、秋広優人内野手と大江竜聖投手が巨人からトレードで仲間になるなど、チームには新たな顔ぶれが増えています。
今回は、新入団選手に「移籍して感じた福岡の良さ」を調査。上沢は子育てを通じて感じた温かさを、上茶谷は思わぬ体験を語ってくれました。さらに、トレード移籍で見えた“巨人との違い”にも注目です。
29 大江竜聖
ーートレードで来てすぐですが、福岡の印象は?
「ご飯に行った時に思ったんですけど、『みんなホークス好きだな』っていう印象はありますね。タクシーに乗った時の運転手さんも好きな人だったので。ジャイアンツだと母体は多いですけど、東京自体には意外と(ファンが)少なかったりするので」
64 上茶谷大河
ーー移籍してきて、福岡はどういう街に見えている?
「ヤンキーが多い(笑)。一度絡まれて、『何みてんねん』みたいな。結構怖いなと。たまたまかもしれないですけど(笑)。僕は目つきが悪いんで、ぱっと見て喧嘩を売っているみたいな勘違いをされるんです。でも、食べ物は美味しいですし、野球好きが多くて良い街ですけど。天神に色々なものが集結していて楽だなとは思いますね」
20 村上泰斗
ーー福岡の印象は?
「神戸に似ているなと思いますね。雰囲気であったり、(人やモノが)集中しているところがあって。ちょっと抜けると、こういう(筑後のような)街になっている」
ーー住みやすい印象?
「そうですね、いい街だと思います」
25 庄子雄大
ーー福岡のいいところは?
「あまり外に出る機会がないんですけど、ご飯はどこに行っても美味しいものばかりですね。想像を超えるおいしさで、食に困ることはないかなと思います」
10 上沢直之
ーー福岡に来て、何か見え方に変化はありますか?
「率直に福岡の子どもたちが野球好きだなっていう。ホークスの試合をたくさん見ているんだなって。公園へ行って子どもを遊ばせたりしてても、知らないお子さんと遊んでたりする時に親御さんが来るじゃないですか。『今日野球見に行くんです』『いいですね』みたいな会話があるんです」
ーー親御さんは、上沢さんには気づいていない?
「僕はその時点では、素性がばれていないんですけど、子どもが僕に気づくことが多いですね。親より幼稚園とかで送り迎えしていても、子どもの方が結構僕に気づくことが多い。子どもたちは野球を見ているんだなって思います」
(森大樹 / Daiki Mori)