小久保監督が近藤健介の週明け1軍復帰を示唆 2軍戦で本塁打…「“打撃は”何も心配していない」

熊本・リブワーク藤崎台球場で予定されていた24日のオリックス戦は、雨天のため中止となった。小久保裕紀監督は報道陣の取材に応じ、腰の手術からの復帰を目指す近藤健介外野手の現状について言及した。
近藤は23日に行われたウエスタン・阪神戦(SLGスタジアム)に2番・右翼で出場。右中間席への本塁打を含む2安打の活躍で、順調な回復ぶりをアピールした。小久保監督は「映像で見ました。バッティングは何も心配していないです」と安心した様子を見せた。
近藤の状態については「腰の心配はあまりしてないので。足の方がどうかなと」と説明。14日の3軍戦で違和感を訴えた右脚の状態が気になるようだ。「明日(25日)は(2軍の遠征先である)姫路に行くとのことらしいので。そこが終わって、また話をします」と現状を確認するつもりだ。
1軍復帰の具体的な時期については、「(週明けの復帰は)全然あります。そこで(1軍復帰)という話はしているので」と前向きな見通しを示す。「無理はさせないけど、彼がいけるということであれば」と付け加え、最終的には本人のコンディションと意思を尊重する考えだ。あす以降の対話を経て、復帰のタイミングが判断されることになりそうだ。
近藤は腰を痛め、開幕3連戦に出場した直後に手術を決断した。チームは今なお柳田悠岐外野手や今宮健太内野手、正木智也外野手ら主力が離脱している苦しい状況。大黒柱の復帰は反転攻勢に向けて大きな力となる。1軍復帰へのカウントダウンは着々と進んでいる。
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)