年下なのに「いいね!勇!」声の主は? 上沢直之が赤面したまさかの一言…記者が見た素顔 

突然の「9番・キャッチャー石塚」に本人が一言

 今季開幕から約1か月半。苦しんだ開幕直後から一転、好調の5月が送っている。ここでは、選手たちの素顔が垣間見えるエピソードを6つ紹介します。私服姿の上沢直之投手が企画撮影中に受けた“まさかのイジり”。リハビリ組から2軍の練習に合流した上茶谷大河投手の愛されエピソードも……。日常の一コマをご覧ください。

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鷹フル私服企画「フルコレ」に登場した上沢直之投手。当日は、白いキャップにデニムジャケットの爽やかなコーデで球場入りしてくれた。みずほPayPayドームの通路横の撮影中、通りがかかった大山凌投手が「かっけー!」と一言。少し恥ずかしそうな上沢だった。

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京セラドーム恒例? 試合前、いつもランダムに選ばれたスタメンが映し出される。「え!? 9番キャッチャー石塚やん!」。石塚綜一郎捕手の“起用法”が自分の管轄だったことに、驚きの声をあげたのは高谷裕亮バッテリーコーチだ。1軍戦において捕手として出場した経験はないが、今もキャッチャーミットは道具の中にしのばせているという。「僕がやるってなったら、緊急の緊急でしょう」と、笑いながら可能性を語っていた。

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確信歩きも…レフトフライで”一言”

13日の独立リーグ・四国アイランドリーグplus、愛媛マンダリンパイレーツとの3軍戦(タマスタ筑後)。4回無死一塁でデービッド・アルモンテ内野手が内角への変化球を豪快に振り抜き、“確信歩き”。しかし打球は、風に押し戻されレフトフライに……。試合後、アルモンテ選手は「恥ずかしかったよ(笑)。入ったと思った……(笑)」と苦笑いしながら、足早に球団施設へと戻っていった。

1日の試合前練習。ナイターで、いつもなら打撃練習は2箇所で行われるが、この日は1箇所だった。本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチから「ノーアウト一塁!」とシチュエーションが告げられる。打席には野村勇内野手だ。一発で犠打を決めると「いいね! 勇!」。声の主は、1歳年下の海野隆司捕手だった。

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トレード加入の大江を笑顔にした先輩たち

トレードで巨人から加入した大江竜聖投手が14日に筑後で2軍に合流。練習前、又吉克樹投手、伊藤優輔投手、上茶谷大河投手と談笑していた。又吉の「元セ・リーグで頑張ろう」の言葉で一致団結。頼もしい先輩方の言葉に、大江の表情もほころんだ。

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15日、ファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」に行くと上茶谷大河投手が2軍の練習メニューをこなしていた。森山良二リハビリ担当コーチは「卒業はまだよ。“仮免”、“路上教習”ってこと!」と、位置付けはあくまでも「参加」だった。長谷川威展投手からも「大丈夫っすか? スピード感ついていけてないでしょ?」と総ツッコミされていた上茶谷。リハビリ組から1日いなくなっただけでも、改めて愛されていることがわかる。

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(鷹フル編集部)