実戦復帰も「不安なかった」 周東佑京が語った1軍合流プランと小久保監督からの言葉

雨天ノーゲームも1打席目に中前打をマーク
右腓骨骨折からの復帰を目指す周東佑京内野手が16日、ウエスタン・くふうハヤテ戦(タマスタ筑後)に「1番・中堅」で先発出場した。試合は雨天ノーゲームとなったが、初回にさっそく中前打をマーク。守備機会も無難にこなした。取材に対応した周東は17、18日の2軍戦出場に意欲を示し、1軍復帰時期の目標についても言及した。コメント全文は以下の通り。
――4月23日のオリックス戦以来、約3週間ぶりの実戦復帰となった。
「思ったより(ボールも)見えていましたし、よかったんじゃないかなと思います」
――不安は?
「今のところはなかったです」
――患部のコンディションは?
「普通に動けました。スタートを切るところも違和感なくできました。問題ないのかなと思います」
――守備機会もあった。
「思ったより動けていたので、よかったと思います」
――復帰に向けて順調に進んでいる。
「そうですね」
――1軍復帰へのプランは?
「もうちょっと試合に出て。きょうは中止になりましたけど、4イニング守ったので。そこも確認しながらになると思います。もうちょっと試合に出る感じですかね」

ベンチで声出しも「楽しくやらせていただきました」
――ベンチで声を出す姿も見られた。
「楽しかったです、普通に。ベンチで声を出していました。タニ(谷川原健太捕手)とか一緒にやっていた選手も多いし、コーチも知っている人が多いので。楽しくやらせていただきました」
――何イニングに出場する予定だった?
「5です。ほぼクリアという感じですね」
――初回はスタートを切るかなと。
「いやいや、まだ。きょうはそんなに切ろうと思っていなかったです。あした、あさっても試合があるし。そこで確認できればとも思いましたけど。1回スタートは切れたので(フルカウントからスタートも結果は四球)。(死球が)当たって、数日は痛かった動きの1つでもあったので。そこはなくなっていてよかったです」
――今後はイニングを伸ばしていく。
「そうですね。確認しながら」
――スタートを切る動きに痛みがあった。
「当たって次の日はめっちゃ痛かったので。次の日というか、先週くらいまで痛みがあって、それが消えていました」
――リハビリ中から普通に走っていたように見えた。
「あれくらいの速さでは痛くなかったです。注射もいろいろ打ったり、できることを全部やって、あの状態だったので。(リハビリ組では)いろんなことをできたので、その分、(実戦復帰が)早かったのかなと思います」
――1軍復帰のタイミングは。
「(小久保裕紀)監督からは『いけると思ったら』とは言われているので。あとは自分で感じて、あとは1軍様の状況ですね。1日でも早く(1軍に)行きたいのは行きたいですけど、そこでまた痛くなって外れて、というのが一番迷惑がかかるので。それがない状態くらいまではいきたい。それに近いところまではきていると思うので。早く行けたらとは思います」
――あさってまでは2軍戦に出場する予定?
「あさってまでは出る予定です。あした(17日)また雨でしょ。試合に出られるイニングを見ながら、という感じです」
(長濱幸治 / Kouji Nagahama)