サヨナラ負け→9連戦も「佑京も健太も戻れそう」 小久保監督が強調した”仕切り直し”

小久保裕紀監督【写真:古川剛伊】
小久保裕紀監督【写真:古川剛伊】

9回に柳町が起死回生の2号同点ソロを放つも…

 ソフトバンクは27日、楽天モバイルパークでの楽天戦に2-3でサヨナラ負けを喫した。先発の前田純投手が4回2失点で降板。その後は松本晴投手をはじめ7人の投手をつぎ込んだが、延長11回に津森宥紀投手が無死満塁のピンチを招くと、渡邊佳に左越えのサヨナラ打を浴びた。1点ビハインドで迎えた9回には柳町達外野手がこの日3安打目となる2号同点ソロを放つなど粘りを見せるも、及ばなかった。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。

――なんとか追いついたが……。
「ですね。まあきょうは宗山にやられた感じですね。ビッグルーキー。守備も(ともに7回の)緒方(理貢外野手)の打球も(川瀬)晃(内野手)のもね。ベンチからの指示はあったでしょうけど、ポジションも2アウト三塁であれだけ前に守っておかないと、あのバウンドに入れないので。相手が上でしたね」

――柳町選手の好調が続いている。
「今の打線では一番状態がいいと思いますよ」

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2安打の山川は復調気配「きょうの感じを続ければ…」

――山川穂高内野手も繋ぎの打撃で2安打。
「フォアボールもしっかり選べていたので。きょうの感じを続けていけば(状態は)上がってくるとは思います」

――前田純投手は4回で降板。早い判断だった。
「あれ以上失点すると今の打線だとなかなか点が取れないので。最少失点ということを考えて(松本)晴(投手)をつぎこもうと。悔いのない選択なら晴かなと」

――1日空いて9連戦に突入する。
「ホームで6連戦から西武(ビジター)と続きますけど、(周東)佑京(内野手)も(今宮)健太(内野手)も戻ってこれそうな感じはあるので。ホームで仕切り直しましょう」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)