谷川原健太が過ごした貴重すぎる“5分間” 有原航平に感じたエースの風格「ずっと組みたい」

有原航平(左)と谷川原健太【写真:冨田成美】
有原航平(左)と谷川原健太【写真:冨田成美】

初めて受けた有原のボールに衝撃「さすが勝つピッチャーだなと思いました」

 エースの“風格”を感じた5分間だった。「ブルペンでボールを受けたのも初めてでしたし、しっかり話したこともなかったので。とにかく楽しかったです」。満面の笑みで口にしたのは、有原航平投手のブルペン投球でマスクをかぶった谷川原健太捕手だった。

 第5クール最終日の2月24日、右腕の1球1球をかみしめるように受け止めた谷川原。投球後には時折笑みを浮かべながら、約5分間意見交換した。「有原さんはマウンドに立つと結構オーラがあって、怖い感じなんですけど。話すと優しいので自然と笑顔が出ました。すごくメリハリがある方だなと感じましたね」。

 昨季は有原が登板した26試合全てでスタメンマスクをかぶった甲斐拓也捕手が巨人にFA移籍し、正捕手争いが今キャンプ最大の注目点となっている。その座を狙う谷川原にとって、右腕との信頼関係を築くことは必要不可欠だ。エースと初めて交わした会話の中で感じたのは、細やかな“こだわりと優しさ”だった。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)