栗原陵矢のフォーム改造は「一発でわかる」 山川穂高の恐るべき“眼力”の正体

そばで行われている練習を見つめる山川穂高【写真:長濱幸治】
そばで行われている練習を見つめる山川穂高【写真:長濱幸治】

アーチストの流儀「体は休めても目だけは動かしている」

 通算252本塁打を誇るアーチストはつかの間の休息でさえ休まない。今キャンプ、山川穂高内野手はS組の一員として調整を一任されている。自身の練習に集中する一方で、合間の休憩中には身動き1つ取らず、そばで行われている全体練習や内野ノックをじっと見つめているシーンをよく見かけた。

 その姿は、先輩のプレーにくぎ付けとなるルーキーのようでもある。「まずは自分の休憩が優先です。ノックを受けたら休憩、ランニングをしたら休憩って。しっかりと体を休めながらも、目だけは動かしている感じです」。球界屈指の長距離砲から何かを盗もうと、若手の視線を集める立場の山川が、若い選手を食い入るように見つめる。そこには明確な意図があった。

打撃練習する栗原陵矢【写真:冨田成美】
打撃練習する栗原陵矢【写真:冨田成美】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)