即リタイヤで“オスナ激怒”…事件から1年で変貌 尾形崇斗の新プラン「10・10・8」

  • 記者:長濱幸治
    2025.01.30
  • 1軍
尾形崇斗【写真:冨田成美】
尾形崇斗【写真:冨田成美】

昨春キャンプでは2日目に155キロ計測もリタイア…「僕にはわからない」

 1年前の“過ち”は二度と繰り返さない。2月1日から始まる春季キャンプに向けて順調に歩みを進めているのが、今季8年目を迎える尾形崇斗投手だ。昨春キャンプでは2日目のブルペン投球で155キロを計測。飛ばしに飛ばしたが、右肩の張りで3月にリハビリ組へ合流。実戦復帰までに3か月もの時間を要した。

 その姿勢を叱責したのが、尾形が師匠と仰ぐロベルト・オスナ投手だった。「8か月以上も続くシーズンの前に、彼はキャンプ初日から95マイル(約152.9キロ)から97マイル(約157.7キロ)を狙っていた。その理由が僕にはわからなかった。開幕1軍を目指して頑張ったというのはわからなくはないけど、2日目に155キロを出す必要があったのかなと」。

 もちろん、昨季の尾形は猛アピールが必要な立場であったことは間違いない。一方で、今季は小久保裕紀監督が勝ちパターンの一角として名前を挙げるなど、立ち位置は明確に変わっている。今オフの自主トレ中に入ったブルペンでは、早くも153.7キロを計測。出ている球速はほぼ同じだが、プロセスは180度変わっていると強調する。

「去年のキャンプでは12割くらいの力感で投げてしまっていたので。今年は『10・10・8』とか、『8・10・10』のイメージで行ければいいなと思っています」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)