なぜ1軍4試合の谷川原健太が現状維持? 三笠GMが明かした真意「フェアじゃない」

  • 記者:長濱幸治
    2024.12.06
  • 1軍
契約更改交渉を終え、会見に臨んだソフトバンク・谷川原健太【写真:飯田航平】
契約更改交渉を終え、会見に臨んだソフトバンク・谷川原健太【写真:飯田航平】

谷川原も驚き「下がるかなと思っていたので、球団に感謝してます」

 9年目の谷川原健太捕手が5日、契約更改に臨み、現状維持の年俸1500万円でサインした(金額は推定)。「今年はずっと2軍にいたので、自分としては(年俸が)下がるかなと思ったんですけど……。現状維持を提示していただいて感謝しております」。本人も驚きの「ダウンなし更改」だった。

「捕手専念」で挑んだ今季は1軍出場がわずか4試合に終わった。限られた出番の中でも9打数4安打と意地を示した27歳。2軍では74試合の出場で打率.258、17打点をマーク。ファームとはいえ数多くの試合でマスクをかぶり、捕手としての経験を積んだ1年だった。

 1500万円という年俸を考えれば、ダウン更改の可能性もあったが、球団が提示したのは“現状維持”だった。取材に応じた三笠杉彦GMが口にしたのは「フェアじゃない」。フロントの理念は実に興味深いものだった。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)