「自分はゴミみたいなもの」尾形崇斗はなぜ生まれ変わったのか? たどり着いた“無心の境地”

  • 記者:長濱幸治
    2024.10.06
  • 1軍
ソフトバンク・尾形崇斗【写真:竹村岳】
ソフトバンク・尾形崇斗【写真:竹村岳】

千葉での悔し涙からわずか2か月…見つめ直した自分自身「底辺のレベルなんだ」

 千葉で流した悔し涙を力に変え、右腕が生まれ変わった。自らの力を冷静に見つめ直し、シーズン最終盤にホークスのブルペン陣を支えたのが7年目の尾形崇斗投手だった。

 9月6日の再昇格後は、9試合に登板して失点1(自責0)と、抜群の投球を披露。この期間で防御率も「9.00」から「2.31」へと劇的に改善した。来たるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでも、貴重な戦力となりうる存在だ。

 自身満々に腕を振る右腕だが、わずか2か月前にはどん底にいた。8月7日のロッテ戦(ZOZOマリン)。8回に登板したが、2安打3四球2失点と乱れ、試合後には人目もはばからず涙を流した。翌日には出場選手登録を抹消。思わず自暴自棄な言葉が口をついた。

ソフトバンク・尾形崇斗【写真:竹村岳】
ソフトバンク・尾形崇斗【写真:竹村岳】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)