「ダメならクビでいい」貫いた覚悟 杉山一樹が小久保監督に“胴上げ指名”された理由

  • 記者:長濱幸治
    2024.09.29
  • 1軍
ソフトバンク・杉山一樹【写真:栗木一孝】
ソフトバンク・杉山一樹【写真:栗木一孝】

右腕が掲げた今年のテーマ「丁寧に生きる」…実ったキャリアハイ

 4年ぶりのリーグ優勝に輝いたホークス。鷹フルでは、若手からベテランまで選手1人1人にスポットを当てて、今季を振り返っていきます。今回は杉山一樹投手です。6年目の今季、キャリアハイの成績をマーク。開幕から1度も1軍を離れることなく、ブルペン陣を力強く支えました。胴上げの際には小久保裕紀監督から直々に“指名”を受けた右腕。胸に残ったのは「感謝」の思いでした。

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 今季はチームで2番目に多い48試合に登板し、4勝0敗12ホールド1セーブ、防御率1.66と非の打ち所がない成績を収めた右腕。リーグ優勝を決めた23日のオリックス戦(京セラドーム)でも、8回に登板してわずか6球で3者凡退に仕留めるなど、貢献度はトップクラスだった。

 試合が終わり、マウンドにできた一つの輪。小久保監督が隣りに呼び寄せたのは杉山だった。「やれ」。短い一言ながら、笑顔で自らの背中を預ける相手に指名した。右腕に宿った感情は特別なものだった。

ソフトバンク・小久保裕紀監督(左)と杉山一樹【写真:竹村岳】
ソフトバンク・小久保裕紀監督(左)と杉山一樹【写真:竹村岳】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)