2か月の2軍暮らしでも変わらない東浜巨の“優しさ” 悩める大津亮介にかけた「大丈夫か?」

ソフトバンク・東浜巨【写真:竹村岳】
ソフトバンク・東浜巨【写真:竹村岳】

声を掛けることは「基本ない」という東浜が後輩右腕に言葉を伝えたわけ

 2か月以上も1軍マウンドから遠ざかっている東浜巨投手。悔しさ、苛立ち、もどかしさ……。様々な感情を抱えながらも、ただ前だけを見据えて汗を流す日々だ。2軍生活が続く中、日頃からストイックに自身のやるべきことに取り組み、視野を広く持って過ごしている。

「自分の練習もそうですけど、後輩がやっていることもそう。いろんな人がいるので、どういうことをやっているんだろう、とか。少しでも自分のプラスになるようなことはないかなって。そういうふうに練習を見たりしています」。12年目を迎えた右腕は、後輩からも何かを学ぼうと貪欲だ。

 ただ、自分から声を掛けることは多くない。「(後輩の)練習を『何してんだろう』とか思いながら見てはいます。本当に気になる人には声を掛けますけど、あんまりない。基本はないです」と言う。「自分からアドバイスっていうのもおこがましいですし、そんな立場ではない。聞かれたら答えるようにはしていますし、一緒に練習するようにはしていますけど……」。謙虚な姿勢を崩さない東浜だが、大きな壁に直面している後輩の姿には居ても立っても居られずに声をかけた。「大丈夫か?」——。右腕が歩み寄った先には大津亮介投手。言葉にしたのは自らの経験談だった。

ソフトバンク・東浜巨(右)【写真:竹村岳】
ソフトバンク・東浜巨(右)【写真:竹村岳】

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)

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