今宮健太が滲ませた怒り…「見たくなかった」弱気な姿 津森宥紀にマウンド上で伝えたこと

ソフトバンク・津森宥紀(中央)に話しかける今宮健太【写真:竹村岳】
ソフトバンク・津森宥紀(中央)に話しかける今宮健太【写真:竹村岳】

2番手の津森が3者連続の押し出し四死球…2軍での再調整が決定

 後輩右腕の力を認めているからこそ、マウンド上での姿が我慢ならなかった。2者連続で押し出し四球を与えた津森宥紀投手に駆け寄った今宮健太内野手が、マウンド上でいつになく強い口調で思いを伝えた。

 8月28日に長崎で行われたオリックス戦。1点リードで迎えた7回に先発の大関友久投手がピンチを招き、2死満塁でマウンドを降りた。バトンを受けたのは今季44試合目の登板となった津森だった。チームで2番目の登板数を誇り、ここまでブルペン陣を支えてきた右腕だったが、福田と太田に連続で四球を与えて逆転を許した。さらに、森への2球目は腰付近への死球に。まさかの3者連続の押し出し四死球。小久保裕紀監督はたまらず投手交代を告げ、津森はマウンドを降りて呆然とした。

 今宮が津森に言葉をかけたのは太田に四球を与えた直後だった。チームリーダーが表情に微かな「怒り」を浮かべた理由。それは、津森本来の姿が見えてこなかったことに対する苛立ちだった。

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)