「1軍で投げたいと思っていたけど…」 長いリハビリの日々…乗り越えた田浦文丸の“本音”

ソフトバンク・田浦文丸【写真:竹村岳】
ソフトバンク・田浦文丸【写真:竹村岳】

8月23日のウエスタン・阪神戦では最速147キロをマーク

 焦る気持ちをぐっと押し殺して、ただ「その時」が来るのを待っていた。左肩痛のため、長きにわたるリハビリの日々を送ってきた田浦文丸投手。今季初の公式戦登板は8月11日のウエスタン・広島戦だった。1軍はシーズン終盤に差し掛かる時期での復帰。左腕にとっては終わりの見えない毎日だった。

 23日の同・阪神戦では1イニングを投げて1安打無失点と好投し、直球は最速147キロを計測した。5月末にはブルペンで「135キロもいかないくらい」と口にしていた田浦にすれば、一定の手ごたえを感じられる登板だった。同日時点で2軍戦に3試合登板し、計3イニングを無失点。徐々に本来の姿を取り戻している段階だ。

 もちろん目指すのは今季中の1軍昇格だが、左腕はストレートに目標を口にすることはなかった。「最初は(1軍で)投げたいと思っていましたけど……」。決して弱気になったわけではない。マウンドに戻るまでの日々が、田浦の思考を変えたのだという。

昨季1軍で登板した際のソフトバンク・田浦文丸【写真:荒川祐史】
昨季1軍で登板した際のソフトバンク・田浦文丸【写真:荒川祐史】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)

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