指揮官の苦言で津森宥紀が思い出した“原点” 屈辱の「0/3」降板から1日で立ち直れた理由

  • 記者:長濱幸治
    2024.08.09
  • 1軍
ソフトバンク・津森宥紀(左)【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・津森宥紀(左)【写真:荒川祐史】

1死も取れず3失点から一夜明け“即リベンジ” 「大事な登板だとわかっていた」

 指揮官の一言で自らの「原点」を見つめなおした。7日のロッテ戦(ZOZOマリン)。7回のマウンドに立ったのは2試合連続登板となった津森宥紀投手だった。最速153キロの直球を軸に相手打者を力押しする投球で1イニングを無失点。その表情は闘争心にあふれていた。

 前日6日の同戦では5点リードの9回に登板した右腕だったが、先頭から安打と四球で無死一、二塁とすると、代打のポランコに甘く入ったスライダーを仕留められ、3ランを被弾。1死すら取れずに交代を言い渡された。試合には勝利したものの、取材に対応した小久保裕紀監督の口から出たのは右腕への苦言だった。

「津森が上がった時になんか緩いなと思っていたら、やっぱりそうなるよね。まあ勝ったやろ、今日はみたいな」。隙が見えたかとの問いかけには「俺にはそう見えたね。なんかフォーク引っかけてニヤニヤ笑いながら。あっと思ったらそうなったんで。大いに反省してほしいです」と言い切った。指揮官の言葉を津森はどう受け取ったのか。

ソフトバンク・津森宥紀【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・津森宥紀【写真:荒川祐史】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)