川瀬晃の好守を生んだ名手の“予知能力” 今宮健太はクール対応「あいつの実力ですよ」

ソフトバンク・今宮健太(左)と川瀬晃【写真:竹村岳】
ソフトバンク・今宮健太(左)と川瀬晃【写真:竹村岳】

今季9年目の川瀬は開幕から1軍でプレー…厚い首脳陣の信頼

 チームを救ったファインプレーの裏に、名手の一言があった。「前の打席で一、二塁間を抜かれていたので。そのイメージを強く持っていたところに『こっちもあるよ』とアドバイスしてくれたので……」。そう振り返ったのは川瀬晃内野手だ。

 2日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)。3点リードで迎えた6回2死一、二塁で上川畑の打球は二遊間を襲った。二塁に入った川瀬がダイビングキャッチでボールをつかむと、倒れた体勢のまま遊撃の今宮健太内野手に素早く送球。失点を防いだ好守に、小久保裕紀監督も「なんと言っても晃(川瀬)のプレー。しっかりと守備で盛り立てたなと思います」と賛辞を惜しまなかった。

 試合後、川瀬がお立ち台に呼ばれたことが、このワンプレーの大きさを物語っていた。その場でヒーローが口にしたのは意外な言葉だった。「今宮さんに一言いただいたおかげなので」。直前にあったやりとりに深く迫った。

ソフトバンク・川瀬晃【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・川瀬晃【写真:荒川祐史】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)