14タコ→6連続安打…正木智也が“別人”に 変わった「怖さとの向き合い方」

  • 記者:長濱幸治
    2024.07.20
  • 1軍
ソフトバンク・正木智也【写真:小池義弘】
ソフトバンク・正木智也【写真:小池義弘】

17日ロッテ戦から中安→右安→左安→左安→中安→右安…勢い止まらず

「怖さ」と向き合うことで、1つの壁を乗り越えた。19日の西武戦(ベルーナドーム)。均衡を破ったのは正木智也外野手のバットだった。4回2死二塁で武内のチェンジアップを中前に運んだ先制打は、結果的に決勝打となった。「すごくいい投手なので。いい球が3つ来たら打てないと割り切っていきました」。試合後は充実感を浮かべた。

 2回に左前打、7回にも右前打と広角に打ち分け、武内から3安打をマーク。チームは試合前まで西武のドラ1左腕に今季3度の対戦で2敗、24イニングで1得点と「天敵」と呼べる相手だっただけに、その価値はより高まる。17日のロッテ戦から6打席連続安打と、勢いはとどまることを知らない。

 わずか2週間ほど前には暗闇の中にいた。2日の西武戦から7日の楽天戦まで14打席ノーヒットにあえいでいた。小久保裕紀監督もその期間中には「悔しさを通り越して、だんだん打席に立つのが怖くなってくる。そこを乗り越えないとこの世界では飯は食えない」と言及していた。自身の何が変わったのか。正木は丁寧に言葉を選んだ。

ソフトバンク・正木智也【写真:小池義弘】
ソフトバンク・正木智也【写真:小池義弘】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)