斉藤和巳4軍監督が前田悠伍に説く“エース道”「背中を見せられる選手に」

ソフトバンク・斉藤和巳4軍監督【写真:竹村岳】
ソフトバンク・斉藤和巳4軍監督【写真:竹村岳】

「俺からはそういう話ばっかりよ」伝えるのは技術ではなく…

 未来のエースに伝え続けていることがある。かつてチームの命運を背負った“負けないエース”だからこそ伝えられる大切なこと。斉藤和巳4軍監督は、ドラフト1位ルーキーの前田悠伍投手に、エースとしてあるべき姿を説いている。

 7月4日に行われたウエスタン・リーグの広島戦(由宇)で、前田悠は4イニングを投げて1安打無失点5奪三振と好投した。翌日、ファーム施設のある筑後に戻った前田悠に「昨日、ナイスピッチングやったな」と、声を掛けたのが斉藤和4軍監督だった。前田悠にとっては「多分、初めて」という、お褒めの言葉だった。

 斉藤和4軍監督はこう明かす。「確かにあまり投げることに関しては言うことがないからね。それはコーディネーターとかピッチングコーチに任せているから。それ以外のところで話すことが多いし、まだずっと物足りなさを感じていた中で、なんか今まで見た中で1番、悠伍らしいピッチングなんかなと思って」。前田悠自身、プロ入り後で最も手応えを感じた登板。斉藤4軍監督の目にも同じように映っていた。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)

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