“先の先”見据えた廣瀨隆太の一塁起用 主砲の休養だけではない首脳陣の狙いとは

  • 記者:長濱幸治
    2024.06.28
  • 1軍
ソフトバンク・廣瀨隆太【写真:中戸川知世】
ソフトバンク・廣瀨隆太【写真:中戸川知世】

廣瀨にかかる未来の主砲への期待…6月は打率3割に迫る成績をマーク

 首脳陣が「先の先」を見据えた采配の1つが、ドラフト3位ルーキー・廣瀨隆太内野手の一塁起用だ。今季ここまで23試合(先発は21試合)に出場し、フル出場が12試合。そのうち半数以上の7試合でポジションが二塁手から一塁手に変わっている(6月27日現在)。

 いわゆる「守備固め」としての起用。1つの理由は今シーズン出ずっぱりの山川穂高内野手を休養させる目的だ。近藤健介外野手が6月12日のヤクルト戦の守備中に右手を痛めたことにより、翌13日から指名打者としての出場を余儀なくされている。

 その影響で山川は同日以降、一塁での先発が続いていることもあり、疲労を考慮した首脳陣による「一塁・廣瀨」ということだ。ただし、奈良原浩ヘッドコーチは別の理由も明かしてくれた。「小久保(裕紀)監督は考えてますよ。先の先まで」。指揮官のルーキーに対する期待だ。

ソフトバンク・廣瀨隆太【写真:小林靖】
ソフトバンク・廣瀨隆太【写真:小林靖】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)