小さく握った右手が物語った正木智也の“思い” 「この試合にめっちゃかけてたんで」

  • 記者:長濱幸治
    2024.06.22
  • 1軍
ソフトバンク・正木智也【写真:竹村岳】
ソフトバンク・正木智也【写真:竹村岳】

昇格即先発した正木が今季初安打を含む2安打1打点の活躍

 打球が中堅に抜けたのを確認すると、小さく右手を握った。大歓声を受けながら、正木智也外野手が一塁ベース上でホークスベンチに向けてこぶしを挙げた。約2年ぶりとなる感触は最高のものだった。

 リーグ戦再開となった21日のロッテ戦(北九州)。この日、出場選手登録されたばかりの正木が「6番・左翼」で先発に名を連ねた。初回に1点を先制し、なお2死一、三塁で小島のチェンジアップを中前に運んだ。今季初安打は約2年ぶりの適時打。苦しみの日々を乗り越え、ようやく生まれた。

ソフトバンク・正木智也【写真:竹村岳】
ソフトバンク・正木智也【写真:竹村岳】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)