打撃マシンに苦戦…空振りも「別にって感じ」 ギータばりの“大物”笹川吉康の第1歩

  • 記者:長濱幸治
    2024.06.14
  • 1軍
ソフトバンク・笹川吉康【写真:長濱幸治】
ソフトバンク・笹川吉康【写真:長濱幸治】

プロ初先発&初安打を記録…初のお立ち台は「まぶしすぎて何も見えなかった」

 打撃マシンの球でさえバットに当たらなかった男は、3年半でたくましく成長した。4年目の笹川吉康外野手が14日の阪神戦(みずほPayPayドーム)でプロ初先発し、5回に初安打となる中前打をマーク。その後に廣瀨隆太内野手のプロ初アーチとなる決勝2ランが飛び出した。「8番・右翼」でスタメン起用した小久保裕紀監督も「久しぶりに“筑後ホークス”の活躍で勝てました」と表情をほころばせた。

 横浜商高から2020年ドラフト2位で入団。かつて柳田悠岐外野手が付けていた背番号「44」を与えられたのは、まぎれもなく球団の期待の表れだった。公称193センチ、95キロの体型からも、周囲からは「ギータ2世」と呼ばれた。それでも、船出は決して順調なものではなかった。

ソフトバンク・笹川吉康【写真:竹村岳】
ソフトバンク・笹川吉康【写真:竹村岳】

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)