ソフトバンクは10日、本拠地みずほPayPayドームで先発投手練習を行った。交流戦はここまで12試合を終え、12球団2位の8勝4敗と好調をキープ。倉野信次1軍投手コーチ（チーフ）兼ヘッドコーディネーター（投手）は11日からのヤクルト3連戦に向けて先発ローテーションを再編することを明言した。コメントの全文は以下の通り。
――11日からの3連戦は先週と同じローテになるか。
「いや、ローテーションは変えます。明日（11日）は有原（航平投手）ですよね、明後日（12日）が大津（亮介投手）です。東浜は次のカードになるかな……分からないですけど。大関（友久投手）が木曜（13日）です」
――東浜投手に打球が当たったことが影響している？
「いろいろと、別の兼ね合いです。別に中6日でもいけるんですけど。ローテーション再編ということで。」
――ローテ再編の狙いは。
「いろいろ（笑）。シーズン後に話します。まだ今は手の内を明かしたくないので」
――交流戦は残り6試合。中継ぎ陣の運用について。
「それは日々考えていますんで。昨日の試合がどうとかっていうわけじゃなくて、日々状態に応じてシミュレーションを考えているので。いろいろと考えることはありますけど。今のメンバーで何が1番ベストなのかというのは日々変わっていくので。いろいろと考えています」
――セ・リーグ主催試合が終わって本拠地で6連戦。少し落ち着いて戦えるか。
「そうですね。やっぱり（投手に）打席が回る、回らないの関係ってすごく大きいんだなというのは改めて感じましたね。別に初めての経験ではないので想定内ではあったんですけど、普段は打席のことを考えずにピッチャーの運用をしていたので。改めて考えることが増えるなと」
――先週はビジター6連戦を4勝2敗。うまく乗り切れた。
「選手がよく頑張ってくれたと思っていますし、4勝2敗だからオッケーとは思っていないので。僕の中では。全部勝つつもりでシミュレーションしていますんで。また明日から一つでも多く勝てるようにと思っています」
――ここまで安定して長いイニングを投げている有原投手の存在は。
「かなり大きいですよね。計算できるので。球数が少ない投手なので。イニングが計算できる、しかも大崩れしないというのは一番大きいですよね。そういう役割においてはチームで一番なので。ここ2試合（の登板）はセ・リーグの主催だったので。本来ならあと2イニングはいけたんでしょうけど、こればかりは試合展開上、しょうがなかったので。また本来のペースに戻ると思いますし、さらに期待は大きくなりますね」
――ドラフト1位の前田悠伍投手が2軍戦で好投。その後に話はしたか。
「まだしていないですね。毎試合する必要はないですし、節目節目で話はしているので。会いに行けたらいいんですけど、なかなか日程上いけないので」
――前回は77球。100球越えのタイミングは？
「まあ100球いくのにはそんなに時間はかけないつもりではいます。まず間隔を詰めないことですね、今やることは。中6日でバンバン投げていくと、かなり疲弊しちゃうので。球数よりも日にちを空けることのほうがありますかね。球数は結構放れるので。あまり心配はしていないです。まだそれよりもやるべきことはたくさんあるので。一歩一歩ですね」
――次回登板は今週末あたりになりそうか。
「あのへんになると思います。今は中6日で回そうとは思っていないです。たまにはあるかもしれないですけど」
