廣瀨隆太に残る初安打の記憶と言葉 山川穂高にかけられた「俺なんか20タコだよ」

  • 記者:飯田航平
    2024.06.08
  • 1軍
ソフトバンク・廣瀨隆太(左)と山川穂高【写真:中戸川知世、荒川祐史】
ソフトバンク・廣瀨隆太(左)と山川穂高【写真:中戸川知世、荒川祐史】

廣瀨は17打席目で生まれたプロ初安打に安堵 「今年中に打ててよかった」

 アーチストの先輩からの言葉が胸に残っている。ソフトバンクの廣瀨隆太内野手は、4日に行われたバンテリンドームでの中日戦で、嬉しいプロ初安打を放った。翌日に行われた同戦では、3回2死二塁の場面で、右前へタイムリーを放ち、プロ初打点も記録した。

「まずは、今年中にヒット打ててよかったです」。初安打を振り返り、安堵の表情を見せた。その表情の理由は、1軍に昇格してから初安打を記録するまでに17打席を要したからだった。

 安打がなかなか出ない。そんな廣瀨の状況を見て声をかけたのが山川穂高内野手だった。廣瀨から相談をしたわけではなく、たまたま会話する機会があった宿舎への帰り道。何気ない会話の中で聞いた山川の言葉が廣瀨を勇気づけ、初安打へとつながった。

(飯田航平 / Kohei Iida)