5点差を逆転負け…4回以降出塁なし、巨人救援陣は「レベル高い」　小久保監督のコメント

「3試合したけど、ジャイアンツのピッチャー陣、中継ぎはめちゃくちゃレベル高い」

　ソフトバンクは30日、敵地・東京ドームでの巨人戦に5-6で敗れて2連敗となった。2回に昨季まで在籍した高橋礼から甲斐拓也捕手、今季初スタメンとなった柳町達外野手、柳田悠岐外野手が適時打を放って一気に4点を先制。3回にも甲斐が適時打を放ってリードを5点に広げた。だが、その裏、先発の東浜巨投手がヘルナンデスに1点差に迫られる3ランを浴びると、岡本には逆転2ランを許して試合をひっくり返された。その後は打線が巨人のリリーフ陣を打ち崩せなかった。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

○小久保監督
――東浜投手はあの回だけが……。
「そうね、先頭のイージーゴロ（の失策）からだけど、なんていうんですかね……。あとのピッチャー、今日のMVPは（巨人の）井上だと思うんですけど、この打線を相手に、（長打が出やすい）この東京ドームで、あれだけ攻められるっていうね。決して今まで状態が良くなかったと思うんですけど、開き直って攻めてきた姿を見た時と、（東浜は）かわそうとは思ってないと思うんですけど、5点を守らないといけないというような気持ちがどこかになかったかなっていうのが反省点ですかね。そこは話してはいないですけどね」

「今はもう全部、バッテリーに関しては彼ら（コーチ陣）に任せているんで、全然まだ次の手はしっかりあるんで、それはそれでいいです」

（長濱幸治 / Kouji Nagahama）