期待が故のC組スタート 「ちょっと話そうか」井崎燦志郎が倉野コーチと交わした会話

  • 記者:上杉あずさ
    2024.02.15
  • 1軍
ソフトバンク・井崎燦志郎【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・井崎燦志郎【写真:上杉あずさ】

C組スタートに落胆する井崎に倉野コーチは「ちょっと話そうか」

 評価をしているからこそのC組スタートだった。伸びのある直球が魅力の3年目右腕・井崎燦志郎投手は筑後のC組で春季キャンプを過ごしている。今年こそ“宮崎行き”を期待していたが、結果はC組スタート。ただ、そこには首脳陣の評価と期待があったからこそ、あえてのC組だった。

 1月26日の夕方、春季キャンプの組み分けが発表され、X(旧Twitter)を開くと各メディアがそのメンバーを知らせていた。宮崎でのA組、B組メンバーが羅列されている中に「上記以外の選手はC組、またはリハビリ組となります」と書かれていた。自身の名前はなく、井崎はC組スタートを察した。「ああ、マジか……」。少なからずショックだった。

 地元の進学校である福岡高校から2021年育成ドラフト3巡目で入団して今季が3年目になる。プロ1年目は3軍戦で経験を積んだが、特に制球面に苦しんだ。その後は、怪我の影響でリハビリ組へ。ただ、これが転機に。トレーニングや投球フォームを見直す貴重な時間となった。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)