14試合目の登板で掴んだ“プロ初勝利” 育成ドラ3木村光が意識する7月末のリミット

ソフトバンク・木村光【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・木村光【写真:上杉あずさ】

「少ない枠で争っているので、もっと自分のいいところを出していかないと」

 嬉しい“プロ初白星”だった。27日に行われたウエスタン・リーグの中日戦。育成ドラフト3巡目ルーキーの木村光投手は5回を投げて3安打2失点と好投し、2軍公式戦14試合目の登板でついに初勝利を挙げた。待望の瞬間に、試合後は「勝てたことは素直に嬉しいです」と表情をほころばせた。

 立ち上がりに苦しみながらも要所を抑えて、3回まで無失点に切り抜けた。1点リードの4回に内野安打と四球でピンチを招き、適時打で同点に追いつかれた。初勝利はまたもお預けかと思われたが、バッテリーを組む渡邉陸捕手が5回に放った勝ち越し打が、木村光の初勝利を呼び込んだ。

 育成新人ながら、開幕から2軍で登板を続ける。有原航平投手やジョー・ガンケル投手ら1軍クラスの投手陣が2軍で開幕を迎えたこともあり、若手のチャンスは限られていたが、その中でも貴重な登板機会を掴んでいた。2軍首脳陣も先発として起用していきたい考えは持っていたが、1軍昇格に備える投手陣の調整が優先されたため、開幕当初は中継ぎとして経験を積んだ。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)

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