1年前は「プロ入りか進学か」で苦悩 育成ドラ1の「全て変わった」ルーキーイヤー

ソフトバンク・藤野恵音【写真:上杉あずさ】
ソフトバンク・藤野恵音【写真:上杉あずさ】

「育成なら大学進学」を翻して飛び込んだプロの世界

 昨年の今ごろは「入団か進学か」で思い悩んでいた。あれから1年……。2021年育成ドラフト1巡目でホークスに入団した藤野恵音内野手は晴れやかな表情でプロ1年目のシーズンを振り返る。

 地元・福岡の進学校である戸畑高から悩んだ末に憧れのプロ野球の世界に飛び込んだ。ルーキーイヤーは3軍で92試合に出場して打率.250。武器である俊足で12盗塁をマークし、本塁打も2本放った。顔つきにも変化が表れ、身体つきもひと回り、ふた回り大きくなった。結果もしっかりついてきた。これからの期待感を感じられるシーズンだった。

 振り返ってみると、ちょうど1年前、藤野の心中は揺れていた。ドラフト前から「育成なら大学進学」と決めていた。だが、名前が呼ばれたのは育成ドラフト1巡目。もともとの方針通りであれば、大学進学に気持ちを切り替え、4年後のプロ入りを目指すはずだった。

(上杉あずさ / Azusa Uesugi)

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