東浜巨が語った全て「僕にとって一番の財産」 ホークス14年間の感謝…GMが明かす無償トレードの裏側
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著者:鷹フル編集部2026.11.06
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「自分に厳しく、自分に嘘をつかずにやっていく」
ソフトバンクは6日、東浜巨投手が無償トレードで広島へ移籍すると発表した。2012年ドラフト1位で入団し、14年間で通算76勝を挙げた右腕がチームを去ることになった。同日、東浜と三笠杉彦取締役GMがみずほPayPayドームで取材に対応。背番号「16」が福岡のファンとチームへの感謝を語った。明かした14年間で「一番の財産」とはーー。主な一問一答は以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
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三笠GMが明かした、異例となる「無償トレード」の舞台裏
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東浜巨投手
広島への移籍を聞いた時の気持ちは?
「最初聞いた時は、素直に驚きがありました」
球団とはどんな話をしたか?
「14年間お世話になって本当に感謝しかないです。こういう話をいただいたことは、選手としてもまたやらなきゃなという思いになりました。そういった意味では、でも本当に最初は驚きでした」
チームメートに報告は?
「時期的にまだ直接お会いして挨拶できている人が少ないので、これからできる限り直接お会いして挨拶できたらいいなと思います」
ホークスでの14年間はどんな14年間だった?
「ドラフトで選んでいただいて入団して、最初の頃は結果もなかなか出ずに苦しい時期を過ごしていたんですけど、途中からなんとか1軍で投げられるようになって。この14年間は、強いホークスの中でプレーができたので、良い思い出もたくさんありますし、もちろん苦しいこともたくさんありましたけど、本当に中身がすごく濃い14年間だったなと思います。今振り返っても、なかなか経験できないようなことをたくさん経験させていただいたので、本当に感謝の思いが一番強いです」
14年間で一番印象に残っている試合は?
「(2017年に最多勝の)タイトルを取った年もそうですし、プロ野球が開幕するかどうかわからないところでの(2020年の)開幕投手だったり、その後の(2022年の)ノーヒットノーランだったり。思い返してみてもたくさんの思い出があります。一番はこのプロ野球という世界で、リーグ優勝、日本一を何回も経験させていただいたので、それが僕にとって一番の財産だと思います」
改めてホークスの印象は?
「選手1人1人のレベルが高くて、毎年のように激しい争いがありますし、その中で1年1年、必死にその座を掴み取りに行く気持ちは変わらず、この14年間は過ごしてきた。入団してから本当にその気持ちはずっと変わらなかったです。そういった意味で、強さの源に競争があって、その中でやっぱりチームが勝つためにはどうしたらいいかを選手が個人個人でやりながら強いチームになっているという印象です。そういう野球をさせていただいたのは、僕にとっては大きな財産だと思っています」
福岡のファンの印象は?
「本当にたくさんの方々に支えられて、マウンドに上がった時もそうですし、僕が打たれてベンチに下がる時でも大きな拍手で迎えてくれました。苦しい時、リハビリの時でも、いつも温かい声をかけてくださった。背中を押してもらって、ここまで14年間できたなと本当に今は実感しています。感謝です」
ご自身の今の状態は?
「今年はコンディション的にも自分の思うようにいかないところが多くて、悔しい1年間を過ごしたんですけど、課題にしっかり向き合いながら過ごせた1年間でもあるので、それをしっかりと来年結果として出していけるように、今からしっかりと準備して備えていきたい。今はそういう気持ちでいます」
広島の印象は?
「広島が3連覇している時、日本シリーズでも戦っていますし、本当に選手1人1人のレベルも高くて、何よりファンの熱い声援というのが印象的で、そこは一番僕の中では印象に残っています」
来シーズンからどんなプレーを見せたい?
「一番は1軍で結果を出すことが恩返しではないですけど、期待に応えることにも繋がってくると思うので、まずはそこ(1軍)の舞台にしっかりと立てるように。その中で結果を出して、ファンに喜んでもらえるように、また応援してもらえるような姿を見せられたらいいなと思います」
具体的な目標は?
「1年間を通して、1軍のチームの力になるということは、どこにいても僕はずっと変わらない。そこに関して自分が出来ることを100%全うして、どんな形でもいいのでチームに貢献できるように。もちろん数字的なものもあるかもしれないですけど、それ以上にその気持ちをずっと持ち続けて、過ごしていきたいと思いますし、貢献したいという思いが強いです」
ご自身の中で一番大切にしていきたいことは?
「自分に厳しく、自分に嘘をつかずにやっていくことが大事だと思います。チームに貢献したいという思いが僕の中で一番強いので、そこを目指してしっかりとやっていきたいと思います」
福岡のファンの方々に向けて。
「本当に14年間、良い時も悪い時も背中を押していただいて、そのおかげで、これまでホークスでやり切れたと思います。本当に14年間応援ありがとうございました。カープに行っても変わらず応援してくれたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします」
1軍で投げたい思いは強かった。
「プロ野球選手である以上は、そこが一番の目標になってくると思います。そこの気持ちは強く持ってやっていきたいと思います」
今年は課題と向き合って、自信になった部分もあった?
「そうですね。本当に今まで経験させていただいたことを、しっかりと結果に結べるような形にできたら一番いいなと、今は思います」
新天地に挑戦する今の感情は?
「やっぱり14年間もいたチームなので、正直寂しい気持ちはもちろんあります。でも、新しい環境に飛び込むことは、僕としても新たな挑戦にもなりますので、自分がどう変わっていけるのか、またイチからのスタートだと思う。いい経験と言えるのはまだ先だと思うんですけど、まずは目の前のことをしっかり全力でやりたいなと思います」
大瀬良大地投手とはどんなやりとりをした?
「『どこに住んだらいい?』とか。やっぱりまだ土地勘があまりないので、そこは大先輩の大瀬良にちょっと聞いたりはしました」
知っている選手がいるのは心強い?
「大瀬良とは大学の時に、同じユニホームを着て野球をしましたし、毎年多くはないんですけど、連絡を取り合ったりはしていたので、そういう意味では心強いですし、だいぶ頼ると思います」
改めて体の状態は?
「今しっかりとコンディションを改めて整えている段階ですし、しっかりと投げられる準備だけはしっかりとやっていきたいなと思います」
赤いユニホームのイメージは?
「今まで着たことがないので、想像できないんですけど、似合うか似合わないかは自分次第だと思うので。しっかりとそこは違和感なく見てもらえるように頑張ります」
移籍の一報はどんな風に知らされた?
「どこまで話していいかわからないですけど、そこは正式にホークス側の方から『そういう話をいただいたよ』っていう話を頂いて、というところですね」
これからもこっちの球場で体を動かす?
「そうですね。球団の施設を使わせてもらえる限りは、ここでしっかりと動き出して、練習していく形にはなると思います」
忙しいオフになりそう?
「だいぶドタバタして、まず何からしていいんだろうって、戸惑いながら色々と見ている状況ですね」
ご家族の反応は?
「この話が決まるまでは、僕の両親とかにも話はしていなかったので。まずは驚きというところと『まだそうやって求められていることに感謝だね』と言ってました」
求められたことへの感謝は大きい?
「本当にそれは選手冥利に尽きるというか。本当に選手としてすごく光栄なことだと思いますし、それに応えなきゃいけないなと、より一層気持ちは強くなりました」
三笠杉彦取締役GM
東浜投手のトレードが発表された。
「あれだけ実績のある投手ですけど、今年はちょっと1軍での登板機会がなかった。選手とも相談してプレーをする機会があればというところで、無償という形ですがカープと話がまとまりましたので発表した次第です。本当に長年、貢献をしてくれた投手なので、今年も期待をしていましたけど、中々登板機会がなかったので。僕らとしてはご縁があって、話がまとまりましたので、来季もまた頑張ってもらいたいと思っています」
本人の意向や球団としての考えもあった?
「昨年FA宣言をして。結局、宣言はしましたけども、残念な結果になりましたので。今年1年だけではなくて、昨シーズンくらいからですね。チャンスがあれば、機会があればというような思いを持っていたと思います。そういうことも踏まえて判断したと思います」
支配下枠のことも考えて、無償トレードという形になった?
「ご存知の通り、70人の枠がありますので。そういう観点からもこういう判断をしました」
(鷹フル編集部)