前田悠伍が離れていても頼った恩師 不調時に送った2度のメール…“最後のキャッチボール”に込める感謝

  • 記者:飯田航平
    2026.11.03
  • 1軍
キャッチボールを行う前田悠伍【写真:飯田航平】
キャッチボールを行う前田悠伍【写真:飯田航平】

今季限りで退団する恩師と向き合う時間

 離れていても、頼りにしていた存在がいた。秋季練習3日目の筑後。サブグラウンドでは前田悠伍投手が小笠原孝2軍投手コーチ(チーフ)とキャッチボールを行っていた。30分ほどの時間で約100球。1球1球を確かめるように、変化球を交えながら腕を振った。

 今季12勝を挙げて飛躍を遂げた左腕と、今季限りでの“退団”が決まっている恩師が向き合う貴重な時間。お互いの胸にある思いは、どのようなものだったのだろうか――。

 前田悠が1軍に合流して以降、2人がキャッチボールをする機会はほとんどなかった。「ずっと見てもらっていましたし、1番お世話になったコーチでもあるので、本当に寂しいです」。21歳は率直な思いを口にした。

 それほど全幅の信頼を置く小笠原コーチに、前田悠は“2度”メールを送ったことがあったという。小笠原コーチが常々伝え続けてきた「それが悠伍の生命線だから」という言葉。シーズン終盤、その真意を痛感する出来事があった。

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この先で分かる3つのこと

被弾直後に送ったメール…前田悠が痛感した「恩師の教え」
前田悠がキャッチボール相手に恩師を選んだ「本当の理由」
退団する小笠原コーチが言葉を詰まらせて明かした「本音」
前田悠伍を指導する小笠原孝コーチ【写真:飯田航平】
前田悠伍を指導する小笠原孝コーチ【写真:飯田航平】

見抜かれたフォームのズレ

フォームを確認し合う前田悠伍(左)と小笠原孝コーチ(右)【写真:飯田航平】
フォームを確認し合う前田悠伍(左)と小笠原孝コーチ(右)【写真:飯田航平】

理想の軌道を描く“恩師の直球”

(飯田航平 / Kohei Iida)