「人生を棒に振るような起用はしない」 前田悠伍の未来を守る…城島CBOが明かすリスク管理の実態

  • 記者:竹村岳
    2026.09.24
  • 1軍
前田悠伍【写真:栗木一考】
前田悠伍【写真:栗木一考】

小久保監督が次回登板について「フロントと会議」

 無限の可能性を秘めた21歳の未来を、球団はどのようにして守ろうとしてきたのだろうか――。今季12勝を挙げ、一気にブレークを果たした前田悠伍投手。ファームリーグが開幕した3月以降、2軍も含めた22度の実戦登板で「1922球」を投じてきた。この数には、球団としての思慮が隠されていた。

 19日の楽天戦(楽天モバイル最強パーク)で先発した左腕は4回2/3を投げ、5失点で今季初黒星を喫した。ここまで12勝を挙げて、タイトル争いにも絡んでいる背番号41について、小久保裕紀監督は試合後に「そこはもう少しフロントも含めて会議します。どちらにしてもCS前の調整登板は必要なので」と、残りシーズン中での登板についての明言は避けた。

 才能が花開き、悲願のパ・リーグ3連覇に大きく貢献した前田悠。一方で、まだ高卒3年目の21歳という現実も忘れてはならない。どのように若き才能のリスクをコントロールしていくのか。タイトル争いの真っ只中にいる若きエース候補に対して、球団が敷く厳格な“ブレーキ”とは――。

「人生を棒に振るような起用は、ウチではしない」

 城島健司CBOと、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)の言葉から、選手の未来を守る組織の裏側を紐解いた。

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この先で分かる3つのこと

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予想以上の回復力…倉野コーチが語る前田悠伍の「可能性」

城島健司CBOが明かす裏側「前田はそことは違う」

前田悠伍と会話する倉野信次コーチ【写真:栗木一考】
前田悠伍と会話する倉野信次コーチ【写真:栗木一考】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)