上茶谷大河の“鬼のコミュ力” 栗原陵矢も呆れながら笑顔…野手との深い信頼関係「数字で出ません?」

  • 記者:竹村岳
    2026.09.23
  • 1軍
牧原大成の2ランの後、栗原陵矢とハイタッチをする上茶谷大河【写真:栗木一考】
牧原大成の2ランの後、栗原陵矢とハイタッチをする上茶谷大河【写真:栗木一考】

5回2死一塁に飛び出した今宮健太の好プレー

 先発枠をかけた競争のマウンドであることはわかっていた。いつものように笑い、野手を頼り、腕を振り抜いた背番号64。日頃から心がけている“鬼コミュニケーション”が光った一戦だった。「野手に助けてもらいすぎです」。そう本音を漏らす上茶谷大河投手のマウンドには、不思議と引き寄せるものがある。

 22日に行われた西武戦(みずほPayPayドーム)。先発した上茶谷は5回1失点と試合を作った。21日の楽天戦(楽天モバイル最強パーク)が雨天中止になり、スライド登板。小久保裕紀監督も「先発でCSに投げられるかのチャレンジ。いいピッチングをすれば候補に上がってくる」と語っていた。しっかりと結果を残し、背番号64も「CSで投げられるか、ギリギリのところだと思う。自分にとってはかなり大事な登板でした」と汗を拭った。

 5回先頭に四球を与えると、犠打と源田の適時打で1点を返された。2死一塁で平沢が放った打球は二遊間へ。これを二塁の今宮健太内野手が好捕し、二塁で3つ目のアウトを奪った。野手陣との間で、1年間をかけて積み上げてきた深い信頼関係。そこには右腕が貫く独自の流儀と、同僚の栗原陵矢内野手をも呆れさせる“愛され力”があった。

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「『もうええよ』って言われるくらい顔を合わせる」

好プレーを見せた今宮健太とハイタッチする上茶谷大河【写真:栗木一考】
好プレーを見せた今宮健太とハイタッチする上茶谷大河【写真:栗木一考】

栗原陵矢も目を細める「リズムがいいですよね」

(竹村岳 / Gaku Takemura)