緊張感を“思い出す”…ピンチに見えた東浜巨の真価 大友宗の重圧を軽くした「気遣いの言葉」

  • 記者:竹村岳
    2026.09.19
  • 2軍
7回1死三塁、好捕を見せた大友宗を指差す東浜巨【写真:竹村岳】
7回1死三塁、好捕を見せた大友宗を指差す東浜巨【写真:竹村岳】

7回無死三塁のピンチから打者3人をアウトに

 一球一球、マウンドを降りて捕手からの返球を受け取る。最大のピンチを迎え、明らかに前のめりとなっている右腕の姿は、まさに熱い闘志を表していた。「空白の3か月」を経て、東浜巨投手が“思い出した”感覚。「ここが勝負所だな」――。36歳の全身を満たしていったのは、久しく味わっていなかった高揚感だった。

 18日に行われたファーム・リーグの阪神戦(タマスタ筑後)。初回に先制点を与えたものの、その後は粘りながらゼロを並べた。雨が降りしきる中、1点ビハインドの7回もマウンドへ。先頭打者が放った飛球は、左中間に高々と舞った。左翼の石塚綜一郎捕手がグラブに当てながらも捕球できず。痛恨の失策で無死三塁となった。右腕の集中力が増したのはここからだ。

 左打者の小幡を外角のシンカーで空振り三振。百崎の痛烈な打球を遊撃のイヒネ・イツア内野手がさばくと、本塁を狙った三走を刺し、2つ目のアウトを奪った。最後は佐野を空振り三振に斬り、逆転勝利へとつなげた。

 チームの勝利はもちろん、ミスを犯した石塚のためにも――。背番号16は、1点も許されないピンチでどんな心境を抱いていたのか。マスクを被る若鷹のプレッシャーを軽くするために、36歳のベテランはマウンド上で“気遣いの言葉”を伝えていた。

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この先で分かる3つのこと

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東浜巨が大友宗に伝えた言葉「思い切っていこうと」

7回無死三塁のピンチで言葉を交わす東浜巨と大友宗【写真:竹村岳】
7回無死三塁のピンチで言葉を交わす東浜巨と大友宗【写真:竹村岳】

バックスクリーンへの一発「気持ちよかった」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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