4回に7得点のビッグイニング「今日は決まったなと」
ソフトバンクは11日、みずほPayPayドームで行われたロッテ戦に11-1で勝利した。先発の前田悠伍投手は初回に1点を失ったものの、その後は立て直し、7回1失点9奪三振の好投でリーグ単独トップとなる12勝目を挙げた。8回は木村光投手、9回は小林樹斗投手が登板し、ともに無失点に抑えた。
打線は初回、正木智也外野手の25号先頭打者アーチですぐさま同点に追いついた。その後、4回に柳田悠岐外野手の16号ソロで勝ち越すと、川瀬晃内野手、近藤健介外野手らにもタイムリーが生まれこの回一挙7得点の猛攻。7回には山川穂高内野手が1軍再昇格後、初となる10号2ランをバックスクリーンに運んだ。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。
会員になると続きをご覧いただけます
この先で分かる3つのこと
1週間で修正…小久保監督が称賛した前田悠伍の対応力とは
無傷12勝の前田悠伍…タイトル争いに対する指揮官の起用方針
復帰初アーチの山川穂高…小久保監督が語った試合前の変化
前田悠投手の投球は?
「1週間前があまり良くなかったんですけど、あの若さで、1週間でしっかり修正をかけてきたところは、大したものだなと思いましたね」
正木選手は今季7本目の先頭打者アーチ。
「すぐに追いつけたことが、重たい雰囲気にならない試合になったんで。あのホームランが本当に大きかったですね」
その皮切りとなったのは柳田選手の2試合連続ホームラン。
「8月に入ってからずっと状態がいい。あれもツーストライクアプローチをしての、逆方向へのホームラン。パワー健在だなという感じがしますね」
山川選手も復帰後、初のホームラン。
「日本ハム戦から打線に厚みを加えるために呼び戻したわけですけどね。練習でも感じが良くなってきているので。このまま乗っていってほしいなと思います」
明日以降の戦いに向けて。
「明日は新外国人のラトリッジ。初めてのピッチャーなので。どういう球を投げるのか、まだ実際には見ていないので。そこを楽しみにしたいなと思います」
前田悠投手は1週間で修正してきた。
「ランナーを背負ってからのピッチングですよね。5回とんとんと打たれて、大量得点の後だったんですけど。また取られるかなと思ったら、そこをしっかりとゼロで帰ってきた。あそこで完全に流れがこっちのものになりましたね」
初回を見ると、試合中の修正力も素晴らしかった。
「2、3、4回とパーフェクト。ランナーを1人も出さなかったですからね。試合の入りも、先週よりは良かったと思います。1週間で修正してきましたね」
テンポの良さが野手にリズムを生む。
「それはもちろんです。ここまで言うことないでしょう。12勝無敗ですから」
12勝という数字については。
「タイトルよりは優勝。タイトルは結果的に……でしょう。(タイトル獲得のために)無理くり使うようなことは絶対にしないです」
守備でも軽快な動きを見せていた。
「横の動きをね。これでマジック10ですか。ゼロになるまで活躍を続けてほしいです」
(竹村岳 / Gaku Takemura)