味方の失策続きも…大津亮介の姿が「頼もしかった」 示した“エースの背中”、試合後に語った野手への思い

  • 記者:竹村岳
    2026.08.30
  • 1軍
4回2死一塁、来田の打球を避けた後、立ち上がる大津亮介【写真:加治屋友輝】
4回2死一塁、来田の打球を避けた後、立ち上がる大津亮介【写真:加治屋友輝】

3回に2失策が絡んで4失点…試合後に語った野手への思い

 マウンド上の立ち居振る舞いには「エース」たる熱い気持ちが満ち溢れていた。味方の失策が重なったピンチにも決して動じず、気迫を前面に押し出してアウトを重ねてみせた大津亮介投手。その凛とした姿に、首脳陣も「頼もしかった」と厚い信頼を寄せた。敗戦の中で見せた確かな成長の証と、自ら語った「背負う覚悟」。その真意とは。

 29日に行われたオリックス戦(京セラドーム)で、今季19度目の先発マウンドに上がった大津。ピンチを迎えたのは3回、2安打と失策が絡んで無死二、三塁となった。ここから背番号19はギアを上げる。リーグ2位の得点圏打率.358を誇る宗を三邪飛に仕留め、来田には“伝家の宝刀”であるチェンジアップを駆使して空振り三振に斬った。切り抜けるまで、あとアウト1つ――。太田が放った打球は、三塁に飛んだ。

 これを処理した栗原陵矢内野手だったが、一塁に悪送球。今季11個目の失策で、走者2人が生還し先制点を献上した。その後も紅林、山中に適時打を浴びて4失点。自責はゼロながらも、右腕は4敗目を喫した。

 試合中に広報を通じて配信される選手のコメント。大津は「失点してしまった3回は、エラーもありましたが、ピンチを作ったのは自分。いつも助けてくれる野手の方のミスを、自分がカバーできなかったのが悔しい」と口にした。ゲームセット後、自らの言葉で明かした野手への思い。そして、あらためて痛感した“エースの偉大さ”があった――。

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3回を終えてベンチに戻る大津亮介【写真:加治屋友輝】
3回を終えてベンチに戻る大津亮介【写真:加治屋友輝】

「信頼がないとそこまで投げさせてもらえない」

(竹村岳 / Gaku Takemura)