約2か月遊撃での出場なし…今宮健太が激白した「やりがい」 首脳陣が明かす内野手起用の意図

  • 記者:福谷佑介
    2026.08.17
  • 1軍
試合前の守備練習に臨む今宮健太【写真:栗木一考】
試合前の守備練習に臨む今宮健太【写真:栗木一考】

9試合ぶりの先発「最後に1本出て何とか」

 思いを乗せた打球が右翼線で弾んだ。16日の楽天戦(みずほPayPayドーム)。「7番・二塁」でスタメン出場した今宮健太内野手が、この日の8回に迎えた4打席目でようやく快音を響かせた。3番手・江原のボールを捉えた打球は二塁打となり、6点目の起点となった。

 スタメンは8月6日の日本ハム戦(同)以来、9試合ぶり。久々の先発起用に応えたい。その一心で立った打席だった。

「どの状況下でも、ここに居させてもらっているので。『何とか』という思いで常にやっています。久しぶりにスタメン抜擢された中で、古謝相手に(結果が)出なかったというのは痛かったんですけど。最後に1本出て何とか、とは思います」

 淡々とした口調の奥に、悔しさと安堵が入り混じった。

 この日任されたのは二塁のポジションだった。8月に入って今宮が出場した計7試合のうち、代打での起用が3回あり、先発出場は三塁手で2回、二塁手が2回だ。遊撃のポジションに就いたのは、6月28日のロッテ戦(ZOZOマリン)が最後。以降の2か月近く、途中出場も含めて、一度も本職である遊撃を守っていない現状にある。

 プロ入りから長くショート一筋でポジションを守り抜いてきた今宮は、この状況をどう受け止めているのか。

「まあ文句が言えるような成績を残していないんでね」

 直近の出場4試合連続で安打が出ているとはいえ、ここまで打率.214。首脳陣に起用したいと思わせるだけの結果を残せてこなかった自身に矛先を向ける。

 この間、庄子雄大内野手が台頭し、川瀬晃内野手も存在感を示している。2人が遊撃を分け合う現状を今宮も否定はしない。

 では、今宮が遊撃を守ることはないのか――。この問いに、本多雄一内野守備走塁コーチが明かした“狙い”は、極めて具体的なものだった。

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二塁打を放った今宮健太【写真:栗木一考】
二塁打を放った今宮健太【写真:栗木一考】

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)