上茶谷大河「僕らは運命共同体」 切実な本音…渡邉陸との“5試合”「お互いに命をかけていた」

  • 記者:竹村岳
    2026.08.16
  • 1軍
1号ソロを放った渡邉陸と喜び合う上茶谷大河【写真:栗木一考】
1号ソロを放った渡邉陸と喜び合う上茶谷大河【写真:栗木一考】

6失点で今季初黒星…試合後に小久保裕紀監督が登録抹消を明言

 決して、大袈裟な表現ではない。お互いがプロ野球人生の「命」を預け合って臨んだマウンドだった。「僕たちは、運命共同体なので」。渡邉陸捕手との深い絆について、上茶谷大河投手が口にしていた言葉の真意――。崖っぷちの状況で本音をぶつけ合い、魂を削って駆け抜けた“5試合”に迫る。

 3連敗となった15日の楽天戦(みずほPayPayドーム)。7月から先発ローテーションに加わり、渡邉とバッテリーを組んで4戦3勝と結果を残してきた上茶谷だが、この日は立ち上がりから失点を重ねた。初回から宗山に2ランを浴びると、3被弾で今季ワーストの6失点。今季初黒星を喫すると、試合後には小久保裕紀監督が2人を登録抹消することを明言した。

 渡邉は2回、一時同点に追いつく1号ソロを放った。1軍での本塁打は1試合2発を放った2022年5月28日の広島戦以来。プロ8年目の今シーズン、6月4日の昇格後は限られた出番で爪痕を残そうと、泥臭く準備を重ねてきた。上茶谷はその姿を誰よりも間近で見つめてきたからこそ、相棒への溢れる思いを隠さなかった。「次」のチャンスがないことを覚悟していた男たちの、あまりにも切なく熱い本音とは――。

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この先で分かる3つのこと

「僕が打たれたら陸も…」上茶谷大河が抱いていた悲壮な決意
首を振られても折れない強気…上茶谷と渡邉陸の深き信頼関係
1発放つも無念の抹消…渡邉陸と上茶谷が静かに語った悔しさと覚悟

「僕が打たれたら陸も抹消」…右腕が口にしていた悲壮な決意

1号ソロを放った渡邉陸とハイタッチする上茶谷大河【写真:栗木一考】
1号ソロを放った渡邉陸とハイタッチする上茶谷大河【写真:栗木一考】

打たれて負ければ登録抹消されると「わかっていた」

(竹村岳 / Gaku Takemura)