前田悠伍の“下積み時代”…入団直後から抱えた最大の課題 小笠原コーチ「うるさく言い続けた」

  • 記者:竹村岳
    2026.08.18
  • 1軍
タマスタ筑後で練習に励む前田悠伍【写真:竹村岳】
タマスタ筑後で練習に励む前田悠伍【写真:竹村岳】

前田悠伍を1年目から知る存在…与えてきた最大の課題

 輝きを放つ21歳の原点には、ファームで愚直に重ねた「努力の日々」がありました。前田悠伍投手の“下積み時代”を誰よりも知る小笠原孝2軍投手コーチ(チーフ)が、鷹フルの単独インタビューに応じました。ホークスに入団した直後から、左腕に与え続けてきた唯一にして最大の課題。「そこが投球の生命線になると思っていたので」――。快挙の裏に隠された、知られざる“覚醒のプロセス”に迫ります。

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 5月から先発ローテーションに加わった前田悠は、13試合に登板して無傷の10勝、防御率1.75をマーク。開幕10連勝は2005年の斉藤和巳投手(現2軍監督)以来と、首位を走るチームの原動力になっている。その姿には小笠原コーチも「まさかあそこまで……と思いますよね。ちょっと想像していなかった領域にまで行っています」と唸るしかない。

 小笠原コーチは2023年オフに中日を退団し、翌年からホークスにコーチとして入団した。そのシーズンからドラフト1位で入団してきたのが前田悠だ。左腕は1年目に2軍で防御率1.94、2年目は同1.72と圧倒的な結果を残してきた。しかし、厚い選手層にも阻まれてなかなかチャンスを掴むことができなかった。背番号41が殻を破り、“1軍の選手”になるためには一体、何が必要だったのか。首脳陣が与え続けてきた最大の課題が、そこにはあった。

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この先で分かる3つのこと

入団直後から要求…小笠原コーチが与え続けた「生命線」
コーチ陣が止めるほど…覚醒を引き寄せた前田悠伍の貪欲さ
「ミスしてからでは遅い」前田悠伍を変えた意識と自主練習

“1軍の選手”になるための壁…小笠原コーチが即答で挙げた点

春季キャンプ中、小笠原コーチのノックを受ける前田悠伍【写真:加治屋友輝】
春季キャンプ中、小笠原コーチのノックを受ける前田悠伍【写真:加治屋友輝】

21歳の左腕が口にする「試合でミスしてからでは遅い」

(竹村岳 / Gaku Takemura)