谷川原健太は「期待以上」 右翼抜擢に繋がった“稀有な特徴”…多くないチャンスに明かす胸中

7回のチャンスで先制の適時打を放った谷川原
決してチャンスは多くない。スタメンの機会は週1回あるかどうか――。その難しい状況下でいかにして、試合に向かうのか。そこには、ただひたすらに、来たる出番のために準備を積み重ねる男の姿がある。
8日に行われた西武戦(ベルーナドーム)。両軍無得点のまま迎えた7回、ついに均衡が崩れた。先頭の牧原大成内野手が一塁側へ絶妙なセーフティバントを決めて出塁。川瀬晃内野手の犠打で1死二塁とすると、打席に立ったのは、この日「8番・右翼」でスタメンに抜擢された谷川原健太捕手だった。
相手は西武先発の隅田。ここまでスコアボードにゼロを並べ続けてきた好投手だった。カウント2-1からの4球目、146キロの直球を捉えた打球はライン際で弾む、左翼への適時二塁打となった。結果的にチームは逆転負けを喫したものの、この日チーム唯一の得点を叩き出す一打を放った。
「上茶谷さんも頑張っていたので、なんとか打てて良かったです。逆らわずというか、いいコースに決まる投手なんで、強引に行かずに、逆らわずという意識ではいました」
試合後、こう淡々と振り返った谷川原。今季のスタメン起用はこれで8試合目。右翼では、ちょうど1週間前、8月1日の楽天戦(楽天モバイル最強パーク)以来、3試合目だった。限られた出番に賭けるこの状況をどう受け止めているのか。そして、谷川原の右翼起用が増えてきている首脳陣の狙いはどこにあるのか。
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この先で分かる3つのこと
限られた出番に賭ける、谷川原健太の愚直な準備
村松有人コーチが明かす、谷川原健太を起用する狙い
驚異の対左打率が示す、首脳陣が期待を寄せる隠れた強み
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左打者にしては珍しく左投手を得意とする谷川原
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)