牧原大成から野村勇へ「そこがあいつの悪いところ」 “ミス翌日”に見えた姿…あえて呈した苦言と本気の愛情

「自分で気づかないと成長しない」
あふれる男気は、後輩へと向けられていた。6日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)で3安打2打点と気を吐いた牧原大成内野手は「練習から自分が取り組むことをしっかりできていて、それが試合に生かせているので、練習段階からいい準備ができているのかなと思います」と、今季5度目の猛打賞を振り返った。
「若い選手に負けたくないっていう気持ちです。動けなくなったって思われたら、首を切られる世界なので。一生懸命、自分の体に鞭打ちながら、まだ衰えてないんだって思いながらやっています」
打撃だけではなく、守備でも軽快な動きを披露した33歳。試合後にこう自身の思いを語ったが、声のトーンが変わったのは、この日の練習時も気にかけていた野村勇内野手の話題になった時だった。
5日の同戦で、野村は決勝の2ランを放ったが、その前に失点につながる送球ミスをしていた。この日も初回に打球をファンブルし内野安打としてしまった。打席でも3三振と結果を残すことができなかった。試合中にグラブを持ち替えるなど、必死にもがく後輩の姿を、牧原大はじっと見つめていた。かつて自主トレをともにし、弟分のように目をかけてきた存在。声をかけるべきか、それとも見守るべきか。静かで鋭い視線の裏には、牧原大のエールが隠されていた――。
会員になると続きをご覧いただけます
この先で分かる3つのこと
ミスを引きずる野村勇に、牧原があえて声をかけなかった真意
試合中にグラブを変えた野村勇へ、牧原が漏らした厳しい本音
ポジションを守り続けてきた牧原が野村勇に送るエール
試合中にグラブを変えた野村勇へ、牧原が漏らした厳しい本音
ポジションを守り続けてきた牧原が野村勇に送るエール

見抜いていた「引きずり」の影
(飯田航平 / Kohei Iida)