腹を括った杉山一樹「今年イチ、シビれた」 勝ちパ3人の“嗅覚”…松本裕樹が160キロを出しに行ったわけ

  • 記者:飯田航平
    2026.08.06
  • 1軍
5日の日本ハム戦に勝利し、ハイタッチを交わす杉山一樹(左)と海野隆司【写真:栗木一考】
5日の日本ハム戦に勝利し、ハイタッチを交わす杉山一樹(左)と海野隆司【写真:栗木一考】

指揮官が称えた“勝ちパターン”

 中継ぎ陣の勝負所に対する感性が生み出した勝利でもあった。今季の自己最速タイの球速をマークした2人の中継ぎ右腕。そして、9回のピンチを凌ぎ切った守護神。「今年イチ、シビれましたね」。“勝ちパターン”の3投手がマジック37を点灯させた登板を振り返った。

 5日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)、5-5の同点で迎えた終盤。中継ぎ投手陣が力を存分に発揮した。7回に登板したロベルト・オスナ投手は、2死から迎えた万波の2球目に今季最速タイの156キロを計測。左飛に打ち取って3人で締めた。8回に登板した松本裕樹投手も圧巻の3者連続三振。レイエスに対して、こちらも今季の自己最速タイとなる157キロの直球で見逃し三振を奪ってみせた。

 小久保裕紀監督も「あの流れで、本当にオスナ以降のピッチャーが良く抑えたなと思いますね。普通にやっていれば5-2で勝っている試合なんで」と、3投手を称えた。

 勝負所を瞬時に嗅ぎ分け、意図的に「ギア」を上げた。オスナと松本裕はマウンド上で、どのような心境から今季最速タイの球速を叩き出していたのか。そして、最終回に2死満塁のピンチを背負った杉山一樹投手と海野隆司捕手の間にあった、密かな“決断”とは。3投手の胸の内に迫った――。

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この先で分かる3つのこと

オスナのギアを押し上げた万波への「勝ちパターンの誇り」
松本裕樹が告白、マウンド上で密かに狙う「160キロ」
満塁のピンチで杉山一樹と捕手が腹を括った「選択」
7回を3者凡退に抑えたロベルト・オスナ【写真:栗木一考】
7回を3者凡退に抑えたロベルト・オスナ【写真:栗木一考】

1球で試合を変える打者への警戒

今季最速タイの157キロをマークした松本裕樹【写真:栗木一考】
今季最速タイの157キロをマークした松本裕樹【写真:栗木一考】

「今年イチシビれた」9回の2死満塁

万波から三振を奪い雄叫びを上げる杉山【写真:栗木一考】
万波から三振を奪い雄叫びを上げる杉山【写真:栗木一考】

(飯田航平 / Kohei Iida)