大津亮介の10勝目はお預けに
ソフトバンクは5日、日本ハム戦(みずほPayPayドーム)に7-5で勝利し、優勝へのマジックナンバー「37」を点灯させた。先発の大津亮介投手は5回2失点の内容だった。3点リードで勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、6回に津森宥紀投手が3点を失い、同点とされた。7回からはロベルト・オスナ投手が1回を無失点。8回は松本裕樹投手が3者連続三振の好投を披露した。9回は杉山一樹投手が登板し、無死二、三塁のピンチを招いたが、その後を無失点で切り抜けた。
打線は、同点で迎えた8回2死から川瀬晃内野手が四球で出塁すると、続く野村勇内野手が中堅に2ランを放ち勝ち越しに成功した。しかし、試合後に取材に応じた小久保裕紀監督は、「名誉挽回にはならない」と野村の守備に苦言を呈した。主なコメントは以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
決勝弾の野村勇に小久保監督が苦言を呈した「守備の真意」
好投の大津亮介を5回67球で代えた小久保監督の「真意」
日本ハム投手陣を攻略する「両コーチの打線組み立て術」とは
最後は2死満塁で万波選手との対決。手に汗を握る展開だった。
「まあ杉山を出した時点で最後を託しているので。もちろん信じていましたけどね」
8回、松本裕投手が3者連続見逃し三振。流れを呼び込む投球だった。
「そうですね。今日のあの流れで本当にオスナ以降のピッチャーが良く抑えたなと思いますね。普通に打たれてもおかしくない試合だったんでね」
8回に野村選手が勝ち越し2ラン。
「それこそ地獄から天国。あの打席が、あるかないかも分からないところで。一塁の時はいかそうというところで。でも結果を出したので。つながりましたね」
先発の大津投手は5回67球での降板となった。監督の判断は?
「もう最初から捕まりまくっていたので。これ以上投げさせるわけにはいかないと」
オールスター前から少し疲れが見える登板が続いている?
「それがプロ野球ですからね。1年を通してローテーションを張ることはそんなに簡単なことじゃないので。今までの経験と、今年の経験で大きくなればいいんじゃないですかね」
まだ大きな数字ではあるが、マジック37が点灯。明日以降に向けて。
「2連勝できたので、次は3連勝を目指してやります」
野村選手は名誉挽回の逆転弾。
「名誉挽回になっていない。よく打ったのは打ったけど。この世界は守備、特にスローイングは。捕ったら安心するのが1軍レベル。今からコーチと話すけど、ホームランを打って、9回にサードを守りたいけど、できないのが現状。あの年齢からチャレンジするのは難しいけど、足を使ってラインを出す。肩は武器だけど。それで良しとしていたこっちの責任でもある」
鈴木豪太投手がピンチを凌いだ。
「津森(宥紀)がヘロヘロで。でもあのエラーで無失点で帰ってこいとは言えない。豪太がよく抑えた」
今季は日本ハムの先発投手陣からの得点が多い。
「長谷川(勇也)コーチと村松(有人)チーフがオーダーを考えながら、得点できる可能性が高い打線を組んでいる」
大津投手は5回で降板に。
「今日は勝つことだけを考えていた。初回からアウトのほとんどが紙一重の凡打。この前の西武戦も6回に捕まったので、5回を三者凡退に抑えても代えようと思っていた」
栗原陵矢選手が24打席ぶりの安打。
「内容は良かった。最後は万波のスーパーキャッチ。状態が良くなければ、(申告敬遠された)近藤と勝負する人はいない」
(飯田航平 / Kohei Iida)